今回は奇譚クラブの表紙をそっくり真似た同人誌を紹介します。
直高的 奇譚クラブと奇譚クラブ本誌の表紙比較
SMPedia:その後の奇譚クラブの項に同人誌の欄を作って記載しておきました。
類似の同人誌が見付かれば追記してゆきたいと思いますので、コメント下さい。
女性向けBL同人誌ですが、SM作品でもある為、SMペディアへの掲載も問題無いでしょう。
タイトルの“直高的(なおたか)”とは炎の蜃気楼に登場する直江(直江信綱)が攻め(責め)側、高耶(仰木高耶)が受け側の設定で妄想を膨らませたボーイズラブ(言い換えれば男色や男娼)を省略して表したもので、より判り易い様に表紙左下には『炎の蜃気楼 直江×高耶』と明記されています。
以前の記事にも書きましたが、BL系というか“やおい”系同人誌は、そもそも奇譚クラブ(特に四馬考の絵など)に非常に似た特徴が有り、奇譚クラブの影響を受けた物は他にも多数有るのではないかと思われます(この作品は短編小説3作品+漫画1作品で構成され、P70には四馬考画と非常に似た特徴を持つ女性向けの実用的な絵が挿入されています)。
ところで余談ですが、第四表紙(裏表紙)には“KITAN CLUBU”と書いてありますが、
カストリ時代の初期に“KITAN CLABU”とスペルミスしていた時期が有った事へのオマージュかもしれませんね。
昭和23年(1948)4月 新緑増大号 第四表紙
こんな小細工までして頂けるのでしたら、どうせならページ番号のカウント方法や目次デザイン、奥付まで徹底的に似せてくれたら感動してしまって愛読書としていたかも?
直高的 奇譚クラブと奇譚クラブ本誌の表紙比較
SMPedia:その後の奇譚クラブの項に同人誌の欄を作って記載しておきました。
類似の同人誌が見付かれば追記してゆきたいと思いますので、コメント下さい。
女性向けBL同人誌ですが、SM作品でもある為、SMペディアへの掲載も問題無いでしょう。
タイトルの“直高的(なおたか)”とは炎の蜃気楼に登場する直江(直江信綱)が攻め(責め)側、高耶(仰木高耶)が受け側の設定で妄想を膨らませたボーイズラブ(言い換えれば男色や男娼)を省略して表したもので、より判り易い様に表紙左下には『炎の蜃気楼 直江×高耶』と明記されています。
以前の記事にも書きましたが、BL系というか“やおい”系同人誌は、そもそも奇譚クラブ(特に四馬考の絵など)に非常に似た特徴が有り、奇譚クラブの影響を受けた物は他にも多数有るのではないかと思われます(この作品は短編小説3作品+漫画1作品で構成され、P70には四馬考画と非常に似た特徴を持つ女性向けの実用的な絵が挿入されています)。
ところで余談ですが、第四表紙(裏表紙)には“KITAN CLUBU”と書いてありますが、
カストリ時代の初期に“KITAN CLABU”とスペルミスしていた時期が有った事へのオマージュかもしれませんね。
昭和23年(1948)4月 新緑増大号 第四表紙
こんな小細工までして頂けるのでしたら、どうせならページ番号のカウント方法や目次デザイン、奥付まで徹底的に似せてくれたら感動してしまって愛読書としていたかも?
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