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龍之巣
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初期の奇譚クラブに触れて
ご縁が有りまして通刊第7号(昭和23年5月号)の奇譚クラブが今、私の手元に有ります。
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目次
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左から順に、スキャン直後の生データ -> デジタル補修 -> 退色・色調復元
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半世紀を越えて人の生涯に相当する時を経た雑誌のスキャニングを仰せ付かりました。

既に表紙及び目次はスキャン済みですが、カストリ誌(カストリ紙)と云われるに相応しく、少しでも折り曲げようとすればボロボロと灰の様に粉々に崩れてしまいそうな冊子(表紙を含め36頁、9枚の紙を中綴じしたもの)を目の前にして、如何にしてページを捲り、スキャンするべきかを考えています。

このまま手を付けづに保存すれば、いづれにしろ放置してもボロボロに朽ちてスキャンすら出来なくなってしまうでしょうから、何とかして現状を維持しつつ綺麗にスキャンしたいと思っています。

候補として、

1:デジカメで撮影
2:ScanSnap SV600
3:Plustek OpticBook 4800

を考えてみました。

デジカメ撮影は意外に難しく、カメラの三脚と本を支え持つ譜面立てが欲しいところです。しかし、どうしても画像が歪む為、最終手段として考えています。

ScanSnap SV600 はデジカメ撮影と同様に離れた位置から本を撮影し、それをソフト的に平坦に加工するものですが、本を180度開いてしまわないと撮影出来ない難点が有り、かつ、それでも歪みは少なからず残ってしまう様です。

Plustek OpticBook 4800 は従来の普通のスキャナと本質的には同じものですが、スキャナの端枠が2mmと非常に薄い為、本を90度まで開けば歪み無く高精細に綴じ代の奥までスキャン出来る利点が有ります。
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